TAG

  • 2020年2月1日

【本紹介・感想】ドリップに特化した本『コーヒー抽出の法則』

内容 この本は東京都台東区南千住にあるカフェ・バッハの創業者田口 護さんとカフェバッハ現店長で、かつ工場長である 山田 康一さんによって書かれたコーヒー抽出(主にペーパー(ハンド)ドリップ)に特化した本です。 ただ、この本はコーヒーがもつ独特なロマンについても言及することを忘れていません。コーヒーの […]

  • 2020年1月24日

【本紹介・感想】サイモンの親友リアの常識はずれな物語?『Leah on the offbeat(洋書)』

あらすじ 高校3年生になったリア。趣味のドラムは周囲からも一目置かれる実力。そして絵の才能もなかなか。フルーツバスケットの透やセーラームーンの絵もお手のもの。まぁ、描いている内容に偏りはあるかもしれないけど。 そんなリアが衝撃を受けたのがサイモンの告白だった。幼馴染で片思い相手だったサイモンが実はゲ […]

  • 2020年1月22日

色んな生き方があっていいと心底思えるエイミ・ポロンスキー著『ぼくがスカートをはく日』

あらすじ 12歳のグレイソンは物静かでクラスでも目立たない男の子だった。両親は交通事故で他界し、叔父と叔母に引き取られていたけど、ぐれることなく、引き取り先でもうまく生活をしていた。 そんなグレイソンの趣味はお気に入りの服を着た自分を想像したり、教科書の端に可愛い絵を描くこと。それでも成長するにつれ […]

  • 2020年1月17日

【本紹介・感想】コーヒーが何かを科学的に考えてみる『コーヒーの科学-「おいしさ」はどこで生まれるのか-』

内容 この本はコーヒーの美味しさは何か?焙煎工程を経ると豆はどう変化するのか?抽出方法で何が異なるの?等々を日々考えている、コーヒーの沼にどっぷりはまってしまった方にとてもお勧めな本です。もちろん、全てが解決するとは言いがたいですが、それでも一つの「科学」という尺度や指針を与えてくれます。 本書では […]

  • 2019年12月12日

【本屋探報】山下公園近くの楽しめるTSUTAYA&島忠HOMESコラボ店

元町中華街から元町ショッピングストリートとは反対のほう、そして山下公園を背にして少し歩いて新山下運河を超えると今日の施設、ホームズ新山下店があります。 週末、こちらのほうに進むと、すれ違うのは主に横浜ベイホールに用事がある人でしょうか。推しの応援グッズを持った人、もしくは購入した物販をいれたバッグを […]

  • 2019年12月9日

【本紹介・感想】誠品生活が歩んだ道を創業者と共に辿る『誠品時光-誠品と創業者呉清友の物語-』

内容 この本は台湾で大成功し、2019年9月27日に東京日本橋に進出した総合小売グループ『誠品』とその創業者である呉清友氏を追ったものです。彼がどのような境遇で生まれ、何を精神的な支柱としてきたのか。そしていつ既存のビジネスとは全く違う誠品というブランドを創りあげることになったかが書かれています。 […]

  • 2019年12月8日

【本紹介・感想】物議をかもしたタイトル…、個人的には面白く感じただけに心境は複雑『My Brother’s name is Jessica』

あらすじ サム・ウェーバー(Sam Waver)は地味な男の子。友達の輪に入っていくのも苦手で、親からも何となく期待をされていないのがわかる感じ。 そんなサムにはあこがれのお兄ちゃんがいた。ジェイソン(Jason)だ。学校では常に中心人物で、サッカーのユースクラブからの誘いを受けるほど、サッカーが上 […]

  • 2019年11月30日

【本紹介・感想】パンの各工程の意味が素人にもわかる『パンの科学』

内容 パン作りのムック本や参考書は現在巷にあふれかえっています。それらを読めば、とりあえずパンを作ることができます。 実際、わたしもそういう参考書を使いながらいくつかのパンを作っています。ただ、出来上がったパンをみると、ふくらみが十分でなかったり、色付きが十分でなかったりすることがあります。もしくは […]

  • 2019年11月29日

【本紹介・感想】理不尽な戦争に翻弄される少年とその家族を描いた『Stay where you are and then leave』

あらすじ 5歳の誕生日を迎えたアルフィーは父と母と3人でロンドンの郊外に住んでいた。父親は牛乳配達の仕事をしていて、その手伝いをしたくてしょうがないアルフィー。決して裕福ではないものの、幸せであたたかな家庭だった。 しかし、そんなアルフィーの周囲には不穏な空気がすでに漂っていた。ドイツが各地に進出し […]

  • 2019年11月27日

【本紹介・感想】何かが変わるときそこにはコーヒーがある『コーヒーが廻り、世界が廻るー近代市民社会の黒い血ー』

内容  東アフリカでコーヒーの実が発見され、その特徴的な効能が明らかになる伝説的なエピソードから、コーヒーがイスラムのスーフィズム聖職者の間で広まり、やがて大衆化、後にヨーロッパに普及していく様が、この本には子細に書かれています。  一方で、コーヒーの消費地のみならず、コーヒー生産地が東アフリカと中 […]