【本屋探報】渋谷の真ん中で静かに本を選べる空間HMV&BOOKS SHIBUYA

メインもサブもカルチャー充実の HMV&BOOKS SHIBUYA 5F

まずは5階。

エスカレータを登って、すぐ左手に“A Day in the Life”というイベントスペースがあります。1月末はアルバムをリリースした木村拓哉さんの特集でした(相変わらず格好良かったです。にしてもどんどん年齢不詳のいい男になっていきますね~)。それと並行するようにある雑誌棚。場所柄か女性ものが中心としつつも、売れ筋雑誌を抑えている感じ。マニアックなものまで整えている感じではないかな(一部雑誌は他のところにもあるので時間がある方はチェックしてみてください)。

右手中央にはサブとポップカルチャー等をそろえた棚。

手に取って読みやすい本や話題の本が多くあります。

その奥はを新刊や話題本を中心とした棚がありました。芥川賞、直木賞に並ぶ形で新木賞の展示しているのもHMVならではですね。

さて、この新刊棚の裏側にはずらっと本が続きます。各棚列の角には特集棚が。一番左側の角では『読んでおきたい・おもしろい・かっこいい』という特集でした。周りから読んでいるとかっこいいなと思われる本やいつか読もうとおもっていたものを集めたそうです。

近年再度注目されているヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋(自分だけの部屋)』もあれば、ジョージ・オーウェルのデストピア小説『一九八四年』もありました。個人的には高校時代に読んでほぼ意味が分からなかったサリンジャーを発見して苦笑いしたり、いまだに読んだことのない『百年の孤独』をみつけて反省したりしていました。確かにこの棚をほとんど読んでいるといわれたら、単純に尊敬しちゃうかもしれません。

そして、こうやって新たな文脈で陳列すると新たな発見があったり、再度チャレンジしようかなと思えるので面白いですよね(積読を減らしつつ、少しずつチャレンジしていきたいと思います。自責の念です(笑))。

奥に進むと単行本の最新作と文庫本が垣根なく陳列されています。単行本と文庫の垣根をなくして陳列するのは他の書店でもみかけますが、旧作とともに多くの最新作を取りそろえられるのは大手の調達力も兼ね備えたHMVだからこそかも。

隣の棚の角は早稲田文学特集。

歴史あるけど、何となくハードルが高いこの雑誌もポップに飾り付けると注目を集めますね。早稲田文学に寄稿されている作家の本や2019年冬号で組まれたフェミニズムに関連した本が陳列されていました。さらにバックナンバーも豊富でした。

そしてこの棚を右手に進むと詩集のコーナー。岡野大嗣さんの『たやすみなさい』のフェアをやっていました。その隣には最果タヒさんや谷川俊太郎さんの本も。テーマは少しずつ異なるかもしれないけど、何となく目を引く棚でした。

そして同じ棚に吉田篤郎さんの本も。棚に並ぶだけで癒される本です。

横にどんどん引き込まれるように進むと”世界の文学”の棚に到着します。白水社、光文社、早川書房の文庫がずらっと並ぶ棚から始まり、海外文学の本が 壁伝いにずーっと続きます。個人的にはこの並びが終わらなければいいなと思うほど。この規模の店舗では海外文学の蔵書は多いほうだと思います。。

そしてこの棚の終わりには洋書の棚。最新のハードカバーやペーパーバックはあまりない感じだけど、古典や名著を揃えようとしている感じでしょうか。あと日本でも一部の層から支持を受けているチャールズ・ブコウスキーとかもありました。他にも色んな本を原書で読みたい人はざーっと探してみるのもいいかも。

ちなみに洋雑誌もあります。アメリカのライフスタイル雑誌KINFOLKやオーストラリアの文化誌frankieなども。現地を訪れる前に流行りを取り入れるのも良いかも。

一周ぐるりと回ると海外から来られた方向けの日本の案内書的なものが多数ありました。スクランブルスクエアを楽しみに来られた方にも立ち寄ってほしくなる面白そうな日本の解説本が多数取り揃えられていました。うーん、本当訪れてほしいなぁ。。

ライフスタイルに合った『衣・食・住』の本が見つかる

フロアの反対方面にあるのが食・衣・健康といった生活に密着した本です。

ファッション棚は女性の目線にあうように背の低い棚が多い印象。中央の豪華な付録付きファッション雑誌も大型書店のラインナップからは今や外せないですよね。そういうラインナップの中でも若年層向けの雑誌が多いかも。



ほかの棚の場面でも言っていますが、海外の本をしれっとまぜるのがいいですね。上の棚の場合、海外のYOGAの本の装丁がおしゃれ感をぐっと挙げている感じがします。教室やマッサージルームにこういう本があると何となくポイントが上がっちゃうのはミーハーな私だけでしょうか?

食のコーナーはずーっと見てても飽きません。料理、食材、お酒、飲料、宗教食等、伝統食等々、色んな切り口で本が並べられていました。

特集の棚も常設の分野ごとの棚もどれも華やかです。奥には食を取り扱った小説やエッセイなどと共にその中で取り扱われた食の本も一緒に展示していたりします。また、個人的にはコーヒーや紅茶の専門書も充実しているのが嬉しいところ。

もちろんここの棚でも国内の出版物のみならず、海外のレシピ本も多数あること。世界のトレンドを踏まえグルメ本、現地のディープな料理書なども多数。料理書なので使われている単語もわかりやすく、しかも写真とかが多数なので英語が得意じゃなくてもわかると思います。

あっ、2月からは柴田書店のフェアも開催するようなのでそれも楽しみです。そんな柴田書店のcafe&sweetsのバックナンバーも充実していました。

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