Table of Contents
春日通りを歩いてTIESへ
東大が面する春日通り沿いに、今日ご紹介する『TIES（タイズ）』はあります。近くには春日局が眠っている天澤山 麟祥院もあって交通量の多い春日通り沿いにも関わらず、道路を一本入ると、とても静かな地域です。
この日、お店を訪れたのはお店がオープンしてからすぐの11時ごろでした。実は午後遅くの時間に訪れると、一部のケーキが売り切れていたりするので、できることなら早めの訪問がおすすめのお店です。
お店で過ごした時間
お店のドアを開くと、すぐにオーナーであられる奥様が迎え入れてくれました。このとき、オープン後すぐだったこともあり、店内にはお客さんはまだいらっしゃいませんでした。
そして奥の席へ座ると、すぐにお冷とメニューを持ってきてくれました。メニューをしばらく眺めながら、相方がケーキを確認へ。お店の方も笑みを浮かべながら、こちらを見ていらっしゃいました。その際に相方がとってくれた写真は下の通り。相当迷いに迷ったらしいです。
でも、このショーケースはいつまでもみていられる力を持っているんですよね。相方が長考したのもわかる気がします。ちなみに、これらの詳細はお店のホームページやインスタでも一部を確認できます。初めて訪れる際は事前予習するのも良いかもしれません（HPリンク）。
とにもかくにも少しばかしお時間を頂いて、相方が席に戻ったところでオーダーを済ませました。
喫茶店のマスターであられるご主人はコーヒーの準備を始めます。一枚の入り口から奥へと伸びるカウンター越しにたつマスターはかつて南青山にあった大坊珈琲店でコーヒーを学んだとのこと。コーヒー豆を挽いてネルドリップに淹れだす所作は本当にきれいでした。ネルフィルターにお湯を注ぐと、布から一筋のシルク糸のようなコーヒーがポットへと流れ落ちます。そのシーンは何度見ても忘れがたいものです。
なお、お店では深煎りのコーヒーを中心に、シングルオリジンとブレンドの数種類が提供されています。ケーキとの相性に迷ったら、お店の方に聞いてみるのも手かもしれません。
しばらくすると、奥様がオーダーしたものを持ってきてくれました。
アップルパイはキャラメルの甘みとほんの少しの苦みがリンゴに浸み込んでいました。大ぶりなりんごは食べ応えたっぷり。
クルリデはマンゴーとパッションフルーツの南国の香り豊かでほのかな酸味と甘みが特徴のケーキ。なのにとっても繊細な味がしました。
この日頼んだ深煎りのモカは、特徴ある独特な強い香りがしました。味も30g抽出が納得できるほどの、濃い贅沢なものでした。そのため、少しずつ大切に飲むことにしました。
お二人は私たちがケーキを食べている間、リラックスできるように奥へと作業へ行かれました。静寂の中、聞こえるのは店内のピアノBGMだけ。本当に贅沢な時間でした。
その後30分もたたないうちに、お店は満席となりました。滞在中、お店には男性一人のお客さんも、ケーキだけを買いにくるお客さんも訪れて、支持している層の厚さを垣間見られた気がしました。
その後、少しして、開店からいた私たちは空間を十分に楽しめたので、お店をあとにしました。
12時少し前の外は相変わらず暑かったですが、店内で過ごしたことによってより涼しく、過ごしやすく感じられました。
施設情報
お店について
TIES（タイズ）
住所 ：東京都文京区湯島4-1-13 1F
最寄駅：本郷三丁目、湯島営業時間
営業時間：（木〜土）11:00～19:00(LO18:30) 、（日）
11:00～18:00(LO17:30)（平日17時以降、喫煙可）
定休日：月曜日、火曜日、水曜日
SNS等について
twitter：@yukarou0024
Instagram：＠cafe_ties/
facebook： https://www.facebook.com/cafe.ties/
公式HP： http://ties.chips.jp/
定休日以外の休日が発生する場合、各種SNSで教えてくれるようです。当初はそれに限らず、情報発信を行われていましたが、現時点では不定期運用のようです。
雑な閑話休題（雑感）
池袋から錦糸町まで続く春日通りは、様々な風景を見せてくれます。ただ、どの場所も完全なオフィス街は通ることがないので、どこか親しみやすさを覚える通りです。
この通り沿いはウォーキングイベントにもよく使われ、『TIES』をはじめて知ったのもその折だと思います。
今風の入り口と看板、でもはいってみるとクラシカルでとても落ち着いている。長居は必ずしも出来ないかもしれないけど、居心地がよい。そんな店に出会えたのも街を歩くからかもしれません。もちろんこのお店は有名店なので検索すれば出てきますし、様々な本にも収められていますが、まぁはじめての出会いがそういう出会いって良いもんですよね。
