TAG

新書

  • 2019年11月27日

【本紹介・感想】何かが変わるときそこにはコーヒーがある『コーヒーが廻り、世界が廻るー近代市民社会の黒い血ー』

内容  東アフリカでコーヒーの実が発見され、その特徴的な効能が明らかになる伝説的なエピソードから、コーヒーがイスラムのスーフィズム聖職者の間で広まり、やがて大衆化、後にヨーロッパに普及していく様が、この本には子細に書かれています。  一方で、コーヒーの消費地のみならず、コーヒー生産地が東アフリカと中 […]

  • 2019年11月22日

【本紹介・感想】なぜクマは地方の中核都市にも現れるようになったのか・・・『クマ問題を考える-野生動物生息域拡大期のリテラシー-』

内容 近年、クマの目撃情報やニュースが頻繁に報道されるようになった。しかし、そんなクマの生態について、あまり多く知られていないのが実情ではないだろうか。この本はそんなクマの生態について、多角的に研究してきた著者がまとめたもの。 まず、筆者はクマをはじめとする野生動物が日本国内でどのように生息している […]

  • 2019年11月14日

【本紹介・感想】知られざるコーヒーの生産現場や流通システムがわかる『常識が変わる スペシャルティコーヒー入門』

内容 この本は、「はじめに」の章(P11)に書かれている通り、「品質の高いコーヒーを求める人やそういう人たちに商品を提供する人たちを読者として想定し、その人たちがコーヒーのリテラシーを高めること一助になること」を目的としています。 だからといってタイトルに「入門」と書かれているし、手に取りやすい新書 […]

  • 2019年5月27日

【本紹介・感想】辞書はかつてこんなにも個性的で親しみやすかった?『新解さんの謎』

内容 仕事仲間で、三省堂の新明解国語辞典が好きすぎて辞書の一言一句を読み込んでしまったSMさん、もといSさん(本ではそう呼ばれているから、本当は君付けだけど、私にとっては恐れ多い)。 そんな彼女からの電話でこのエッセイは始まる。曰く、新明解にある「恋愛」の解説が個性的過ぎるのだという。赤瀬川さんはそ […]