『TOKYO COFEE FESTIVAL 2024 autumn』はどうだったのか

2025/5/31(土)-6/1(日)で『TOKYO COFFEE FESTIVAL 2025 Spring』が開催予定です。年に2回開催されるコーヒーのイベントですが、年を追うごとに出展者と来場者が増え、国内のコーヒーイベントの中でも最大規模を誇っています。

ということで、このタイミングで少し去年の秋に開催された東京コーヒーフェスティバルを振り返って皆さんに来週のイベントをより良い形で迎えて頂ければと思い、振り返ることにしてみました(決して去年記事をアップし忘れたわけではありません・・・(涙))。

イベント概要
名称:TOKYO COFFEE FESTIVAL 2024 autumn
日程:2024年10月19日(土)・20日(日) |11:00-17:00
入場料:無料
場所:国際連合大学中庭(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70)
主催:NPO法人Farmers Market Association
共催:Good​ Coffee
公式Instagram:https://www.instagram.com/tokyocoffeefestival/
公式サイト:https://tokyocoffeefestival.co

参加当日の流れ

私は10/19(土)のお昼ごろから参加しました。会場に到着してみるとすでに手前のファーマーズマーケットがいつもより混んでいました。このファーマーズマーケットから少し進んで左手奥にある受付で事前購入済みのチケットをスマートフォンで見せてコイン、ZINE、試飲カップをもらいます。

この三種の神器をもらうとイベントに来た感じがします!

この日、個人的に考えたテーマは①とにかく海外ロースターを回ってみる、②ロブスタや新しい精製方法にもチャレンジ、でした!

まぁ、いずれも誰もが簡単に思いつきそうなテーマではありますね。。。特に①は当然ですよね、海外からの参加ロースターと出会えるのは東京コーヒーフェスティバルの醍醐味です。そこで事前チェックした物販を買うも良し、また余裕があったらお店の人とも少し会話もしてみたいですもんね。

ということでまずはポートランドから出店しているELECTRICAへ。

こんな風に翌日Xにポストだけはしていました。ということでこんな感じで振り返りつつ、一杯目です。簡単な英語のやり取りだけでもできると店員さんと少し会話が展開します。というか、欧米ってナチュラル人気らしいというのがよくわかる一杯目でした。

二杯目は台湾のKITE COFFEEのJUMP MILK BLEND。ブースの写真を撮っていいですか?と聞いたところ、目線もくれました。このあと、笑いながらコーヒーを受け取ったり。なんかこういうところにコーヒーピープルの温かさを感じたりするのは私だけでしょうか(KITE COFFEEのインスタは温かさにあふれているのでぜひリンクからチェックしてみてください)?

3杯目でいきなりコンセプトがずれます。というか、この日は天気が良かったのと急いで駆けつけたため暑くて体がコールドドリンクを欲していたんです。ということで箸休め的にアイスレモンティー+エチオピアコーヒーみたいなドリンクを香港のflow floatでゲット!甘くて元気がチャージされる感じでした。

そして、物販。東京コーヒーフェスティバルではコーヒーだけでなく、スペシャルティチョコレート、ティー、ココア、等のドリンク、またコーヒーとのペアリングがぴったりなスィーツ、そしてコーヒーのお供に最適な本やZINEなども販売しています。

私も本からコーヒー好きになった身なので、すぐに触手が伸びちゃいました。ということでZINEを合間に購入。チケットとともに渡されたZINEとともにしばらく余韻に浸ることができました。

そして、しばらく次何をしよーっかなとぶらぶら。

そして訪れたのがYETTU。インドのコーヒーを取り扱うお店で国内でもカフェ向けにコーヒー豆を卸したり、そのためのカッピング会も積極的に行っているようです。インドは国としてもコーヒー生産に力を入れていますが、まさにその勢いが味にも現れていました。マンゴーだったり、グアバのような力強いフレーバーがありました。

ほぼお隣さんにあったのはタイからの出展となるNANA COFFEE Roasters。ここではMoonstone Blendを試飲。バリスタのチャンピオンが自らセールをしたり、抽出したりしているシーンに目が釘付けになっている人もたくさんいらっしゃいました~。やっぱり「チャンピオン」とか「○○売上NO1」とか掲げている店はどんなもんだろうと、みんなが訪れているようでどこも混んでいました。

再び台湾のAlley House Coffeeへ。東京コーヒーフェスティバルでは多くのお店が1杯ずつコーヒーを抽出したりします(結果として大行列になったりするのですが。。。)。その間にレジ担当の人と話したり、コーヒー豆を買ったりできます。この時もお店のデザインの話をしたり、なんとなく和やかな雰囲気になりました。天気の良い日のお昼過ぎにコーヒーって贅沢だなぁと思った記憶があります。味もマイルドなブラジルだったのでしみじみしちゃいました。

さて、気持ちを切り替えて次のポートランドからのMémoire Cà Phêへ。。 

店主さんがベトナムにルーツがあってポートランドのお店ではベトナム風料理も提供しているお店。この日はアラビカ/ロブブレンドだったのですが、どうせならコンデンスも淹れたほうが良かったかなぁーなんて少し後悔しました。お祭りなので、コーヒーもいいけど、色んなのにチャレンジしても良かったですよね。ということでそれはまたの機会に。

まだまだコーヒー探訪は続きます。

次は香港のセンサリーゼロ。フレーバー全注入のニカラグア・ファンキーナチュラル。パンチが効いていました。

中国版食べログを人気1位にもなったことがあるAOKKAではやっぱり地元の雲南ジャスミン。こちらはインフュージョンらしく、まんまジャスミンの華やかさと緑茶のような香りがしました。雲南、本当に色んな事やっているなぁと感慨深くなります(ちなみにここでコーヒー豆を買うと限定ノベルティグッズがもらえると聞いてコーヒー豆を買ったりもしました…)。

最後に選んだのはSAANCI from 深圳です。奥のほうにある店舗でちょうど少し手が空いたお店の人から”のんでいくー?”といわれたのがきっかけ(笑)。そういうのも大事ですよね。ここはアナエロ/ウォッシュドだったんですが、うん、丁寧に作りこまれていた感じでした。

そんな感じで駆け足で回った午後でした。ちなみに12時到着で現場を後にしたのはほぼ15時。3時間でこれだけ飲む必要はないと思います(笑)。個人的には時間をかけてじっくり回るのが良いかなとおもいますが、でも駆け足でもある程度回るものを決めておけば、これだけ色んなショップを回ることができるということを示せたと思います。

少し長くなったので区切って、次のページでは出展店舗一覧と参加してみての全体的な感想や反省点をまとめたいと思います。きっと次回イベントの参考になる部分があると思います。

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