TAG

社会学

社会学関連の本

  • 2020年3月3日

【本紹介・感想】相談カウンターはかつて人力googleだった?『レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記』

内容  本書は1994年に出版された「ある図書館相談係の日記 都立中央図書館相談係の記録」を増補したものです。 内容は大きく三つに分かれています。まず、この本の著者、大串夏身さんが都立中央図書館の相談係として勤務していた期間のうち、1988年9月から1989年1月末までの相談備忘録のようなもの。図書 […]

  • 2019年11月22日

【本紹介・感想】なぜクマは地方の中核都市にも現れるようになったのか・・・『クマ問題を考える-野生動物生息域拡大期のリテラシー-』

内容 近年、クマの目撃情報やニュースが頻繁に報道されるようになった。しかし、そんなクマの生態について、あまり多く知られていないのが実情ではないだろうか。この本はそんなクマの生態について、多角的に研究してきた著者がまとめたもの。 まず、筆者はクマをはじめとする野生動物が日本国内でどのように生息している […]

  • 2019年6月19日

【本紹介・感想】コーヒーの断片的なトレンドが知識として統合される『スペシャルティコーヒー物語』

日本ではスペシャルティコーヒーとサードウェイブはよく混合されて、もしくは、一緒のムーブメントとして紹介されている気がします。 ただ、セカンドウェイブの代表格とされるスターバックスでもスペシャルティコーヒーと名前の付いたコーヒー豆を購入することはできますし、また、それと同様に、他のセカンドウェイブ的な […]

  • 2019年5月21日

『ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス』の熱にあてられた状態で、映画感想を綴ってみる

どんな映画をどんな人がみたか? 『ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス』は、ニューヨーク公共図書館(New York Public Library “NYPL”)の日常について、たっぷり3時間25分(205分)のドキュメンタリー形式でまとめた映画です。 映画には、NYPLの […]

  • 2019年5月14日

【本紹介・感想】インテリが本気を出すと変人的行動にしかみえない?『ゼロからトースターを作ってみた結果』

内容 本書は大学院生の著者トーマス・トウェインツ氏が卒業制作として、トースターを「一人で」「完全に一から」作り上げる決意をするところから始まる。 ここでいう「完全に一から」というのはもちろん原材料を採るところから始まる。そう、学研がよく子供向けに作っているラジオ創作キットのようなものではなく、鉱物か […]