本
- 2020年4月14日
【本紹介・感想】男性が直視しなければならない現実が書かれた『説教したがる男たち』
内容 本書は2008年から2014年に著者であるレベッカ・ソルニットさんが執筆した既存の7つのエッセイに2つの書下ろし作品を加えたものです。 最初に掲載されているのが本書のタイトルにもなっている「説教したがる男たち」。この作品はアメリカにおけるフェミニスト運動でも象徴的な作品となっていて、この男たち […]
- 2020年4月9日
【本紹介・感想】本の命を看取る彼は今朝も本を読む『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』
内容 ギレン・ヴィニヨールは、朝の6時27分発の通勤列車に20分ほど乗って勤務先の断裁工場へと赴く。 勤務先では毎日多くの本が怪物のように蠢く断裁機の腹へと飲み込まれていく。ギレンはそんな工場でチーフ・オペレータ31として働いていた。機械のメンテナンスを含む管理、それは本を愛するギレンにとっては苦痛 […]
- 2020年4月7日
【本紹介・感想】変わり行く景色をこち亀スタイルで歩いて見ませんか『両さんと歩く下町』
内容 1976年から2016年まで週間少年ジャンプで連載が続いた『こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)』。今もたまに色んな媒体に顔を出してはその時々でファンの注目を集めています。 そんなまんがの一つの楽しみとなっていたのが扉絵ページに描かれる主人公両津勘吉こと両さんと下町の風景でした。隅田川にかか […]
- 2020年4月6日
【本紹介・感想】沢山経験して人が集える場所をDIYで作ったお話『渋谷のすみっこでベジ食堂』
内容 代官山駅からも渋谷駅からも少し歩くところ、東京都渋谷区鶯谷町、そこにこの本を書いた小田晶房さんのお店があります(小田さんの店というイメージをつけたくないと本文中で仰っているので、こういう紹介はよくないのかもしれませんが、ご容赦ください。ただ、小田さんがいてもいなくとも居心地のよいお店です)。 […]
- 2020年4月2日
【本紹介・感想】地域の珈琲事情と文化につつまれる『四季の珈琲』
今日ご紹介する本は喫茶店の店頭でたまたま出合えた本です。でも、その喫茶店にすごしているあいだずーっと読んでしまい、また読後に少し豊かな気持ちにもなれました。ただ、意識しないとなかなか出会えない雑誌だと思うのでみなさんにご紹介させていただきたいと思った次第です。 ということで、その雑誌の名前は『四季の […]
- 2020年3月23日
日比谷で世界から集めたゲシャ種に出会う『GESHARY COFFEE(ゲシャリー コーヒー) 日比谷店』
日比谷と有楽町の間で 日比谷の風景も最近変わりましたね。以前は観劇と帝国ホテルのほうが中心だったような気がしますが、今は新しい日比谷ミッドタウンとリニューアルした日比谷シャンテのほうに中心が移ったかに思えます。 そしてこの辺のお店も結構移り変わりがありますよね。その代表格が今日ご紹介するお店だと思い […]